公明党の西田実仁幹事長は22日、所得税が生じる「年収103万円の壁」引き上げに関する自民、国民民主との3党協議を巡り、年収制限の上限を850万円とする新たな案について「今できる最大限の手を打つとの覚悟で示した」と述べた。「国民民主の主張に沿うように工 ...

静岡県東部の小山町で7月、燃料向け木質ペレットの大規模工場が動き出す。廃棄物処理などの富士総業（小山町）が子会社を通じ操業する。「本州で最大規模」（同社）で投資額は24億円。県産材などを原料としたペレットによる発電や熱供給も手掛け、未利用の森林資源や ...

「○○代行」という言葉をよく聞く。代行とは本人に代わって他者に何かをしてもらうこと。最近特に目にするのは退職代行と家族代行だ。退職代行は希望者から依頼を受け会社に退職意思を伝えるサービス。ジョブ型で雇用の流動性が高い欧米にはない業態だ。大手の「退職代 ...

京都、江戸に隠れがちになり、近世、近代を通じて大阪にも豊かな画壇があったことは長年、忘れられてきました。その要因として官立の芸術大学を有する京都、東京に対し、文化はあくまでも私的（自ら娯（たの）しむ精神）なものとして、官で支える意識が弱かった大阪では ...

1973年生まれ。2013年絵本作家デビュー。3月20日〜6月3日までCREATIVE MUSEUM TOKYO（東京・中央）で大規模展覧会「ヨシタケシンスケ展かもしれない ...

ホンダ と 日産自動車 の統合協議が破談となりました。米 テスラ や中国勢に対抗するために世界3位の自動車グループを結成するという夢は消えました。2024年8月に協業に合意してから ...

ヒトはどこまでネコになりきれるのだろうか――。ネコ用品を手がけるクロス・クローバー・ジャパン（盛岡市）の太野由佳子社長は日々こんなテーマを掲げて生きている。ネコ視点を徹底するため、人間であることはいったん忘れて商品を開発している。これまで40もの商品を世に送り出してきたネコ好き社長のネコ度は。2月上旬、岩手県の同社オフィスを訪れた。床に置いた食器に口を当てて食事するネコの隣に、同じ姿勢の人間が ...

西武時代の1986年、この年就任した森祇晶監督とそりが合わず、思ったほど試合に出られなかった。オフに根本陸夫管理部長に「トレードに出してください」と願い出ると、大洋（現DeNA）への移籍話をまとめてくれた。早速、横浜のマンションを手配したが、なぜか話は立ち消えに。新たに移籍先に決まったのが阪神だった。中日、西武と渡り歩き、ベテランと呼ばれるようになっていた頃。大阪で育った身としては阪神は最後の ...

おもちゃのコインを握りしめながら「食べたいな」と思うお菓子を選ぶ。買える500円分ちょうどのお菓子をもらった子どもに満面の笑みが広がる。仮設住宅に暮らす家族が「子どもに震災前の笑顔が戻った」と泣いて喜ぶ姿があった。昨年元日の激震と9月の豪雨災害に襲われた能登半島。現地の学校などで、東日本大震災で心に深い傷を負った子どもや子を亡くした親を長期的に支援する一般社団法人「こころスマイルプロジェクト」 ...

兵庫県の斎藤元彦知事を巡る疑惑を調査する県議会調査特別委員会（百条委員会）が、報告書とりまとめのヤマ場で「裏切り」に揺れている。第2会派「維新の会」所属の委員2人が、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏への情報提供に関与していたことが発覚。「伝家の宝刀」と呼ばれる百条委の権威に傷がついた形だ。「裏切られた。腹立たしい」「許しがたい」。21日に兵庫県庁で開かれた百条委。委員からは、 ...

数々のノンフィクションを手掛けてきた翻訳家の村井理子さん。近年は、家族関係のままならなさを描いたエッセイで多くの読者の共感を得ています。育児や介護などの悩みに直面したとき、支えとなってくれた本4冊を紹介してくれました。本紙読書面の連載「半歩遅れの読書術」のまとめ読みです。韓日翻訳家が記すエッセイの情景　文字から離れられない日常私の読書術のひとつ、それは「翻訳家のエッセイ」を読むこと。なぜかと ...

セブン&アイ・ホールディングス（HD）が祖業のスーパー事業などの売却について、米ベインキャピタルに優先交渉権を与える見通しとなった。セブンが進めるコンビニエンスストア専業化に向けてグループ「解体」が進む形だ。しかしカナダ社などから買収提案を受け、肝心 ...